地域の減災ネットワーク作り

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こんにちは
プライベートナーシングコハルです。
ブログをご覧いただきありがとうございます!

今日は、地域ボランティア活動について書きたいと思います。
私は、大学病院を退職後、ご縁があり(くじで笑)小学校のPTA会長となり、そこから地域活動にドはまりし、
今は、校区のコミュニティ(自治会の大元)の本部役員と自治会役員、中学校のPTA会長をしております。

大学病院を退職したからこそできる地域貢献
今では、たくさんの方々とのご縁があり、いろいろな活動に携わることができております。
その中のひとつ
『減災ネットワーク作り』についてお話しさせていただきたいと思います。

目次

地域離れがおきている現状をどう捉えるか

PTAや自治会と聞くと、「めんどうくさい」というイメージが横行しています。
メディアの力もあり、どんどんPTAは解散、自治会離れが加速していっています。

けれど、これらの組織は、元来「顔のみえる関係つくり」を第一目的にしているものなのです。

個人情報保護が騒がれている今、PTAや自治会に入っていない方の個人情報は入手することはできません
そして、隣の人の顔もわからないなんていう状況も少なくありません。
そんな状態で、大災害が起こってしまったらどうなるでしょう。

1人暮らしの高齢者、障がいのある人、医療的ケアが必要な方、赤ちゃんや妊婦さん

こういった災害弱者と言われる方々がどこに住んでいるのかもわからない状況なのです。


そこで、看護師だからこその視点で考えました。

看護師だからこそできる地域ボランティア活動

それは、「医療従事者同士、顔のみえる関係を作って、誰もが生き、生き延びられる地域を目指す」
ということ。
これは、誰かに負担があってはいけません。
訓練やシミュレーションをガチガチにやるような団体であっては、誰も集まってくれません。

そして、災害派遣ナースとは違い、地元のナースや医療従事者が自分の地域を自ら守ることがポイントです。

そして、テーマは、「ゆるく顔のみえる関係つくり」そして「生き延びるための最低限の環境整備」

計画を徐々にあたためていきました。

計画を口にしたら

計画を口にしたらみんな賛同してくださり、なんと一気に8名も集まってくれました
本当にありがたいことです。

看護師4名、助産師1名、管理栄養士1名、保育士2名

これから更に募集をかける予定です。

理想は、自治会あたり2~3名
自治会単位で顔のみえる関係をつくり、災害弱者の方がどこに住んでおられるのかを把握すること、そして安否確認→救助までを行う
という計画だからです。

慈愛の精神だけではありません

この計画を口にすると
「すごいね。」「立派ね。」といっていただけます。

けれど、違うんです!
ただ、「死」が怖いだけなんです。


誰もが災害への不安を抱えている
誰もが被災者になりたくない
誰もが要救助者になりたくない
医療者として、助ける側の人になりたい

災害時にどういった動きをするか、どういったサポートをするか
自分自身に役割があり「知り」「備える」ことができると
少し「死」への不安が和らぐのです。

なので、そんな立派なことではないんです(笑)

連携各所

校区内の保育所、高齢者施設と掛け合い、電源を主とした医療的ケアが必要な方への環境調整ができること、避難所では、内部障がいを持っている方へのカムクールダウンスペースや、授乳室、胃瘻注入のスペースなどの確保のため、学校と連携することを計画しています。

まとめ

今日は、減災ネットワークづくりについて書きました。
療養生活のコツなどではなく、徒然なるままにお伝えしましたので、お役にたつことはないかもしれませんが、
活動の続編を楽しみにしていただけますと嬉しいです!

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