
こんにちは
プライベートナーシングコハルのブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は、尽くしすぎてしまうあなたへ
をテーマに、お話ししていきたいと思います。
ついつい尽くしすぎてしまって疲れる…
こんなにやってあげてるのに、「ありがとう」も言わない…
こんなつらい気持ちを抱えているあなた
このままいくと介護うつまっしぐらです!
じゃあ一体どうすればいいの?
放っておくわけにはいかないし…
というあなたへ
少しでも心が軽くなるヒントをお伝えしていきたいと思います。
尽くしすぎてしまう心理

少しあなた自身のことを教えてください。
仕事や恋愛、友人関係で、
「私がしなければ」
「役に立たなければ」
とがむしゃらに自分を犠牲にして動いたことはないですか?
当てはまるあなたは、幼少期の家庭環境:例えば、長女、長男で下の子のお世話をしなければならなかった。
両親が共働きで、家のお手伝いを頑張っていた。虐待を受けていた。など
または、学生時代の人間関係で辛い思い:例えばいじめや仲間はずれ、気の遣う仲間たちと一緒にいなければならなかった。
などなど
どうでしょうか?
当たっているのではないでしょうか
これ
「役に立たない自分は価値がない」「頑張っていない自分は価値がない」
というコンプレックスがしみついてしまっているのです。
このコンプレックスを握りしめていると
人から驚かれるほど、人の気持ちが汲めるし、気が利くし
長所にもなり得るのですが、
ついつい見えてしまうからやりすぎてしまって
結果、自己犠牲になるのです。
長年握りしめていたコンプレックスだから
あなたはそれが当たり前だと思っていると思います。
けれど、そうでない世界もあるんですよ。
「役に立たない自分でも十分に価値がある」という世界があるんです。
信じられないですよね…
本来の世界
私自身の話しをして恐縮ですが、私もこのコンプレックスを長年握りしめてきました。
そして、本来の「人は役に立たなくても、存在するだけで価値がある」なんていう世界があるということを
はじめて知ったのです。
「役に立たない自分も価値がある」
「自分がやってあげなくても相手には力がある」
それがわかってから
私は、すごく生きやすくなりました。
尽くしすぎて疲れてしまう 対処方法

回りくどくなりましたが、
要は、このコンプレックスを持っているということに気付くということが第一ステップになります。
そして
やってあげなければと思うことを一つやめてみてください
すると相手は力を発揮して自分でできるようになります。
その積み重ねが「自分がやってあげなくても相手には力がある」という理解をもたらします。
そして、やってあげなくても自分の価値がなくなることはない
ということを実感できます。
介護する側と介護される側の関係性は
介護する側がまず自分自身を満たすことが基本になります。
そうでないと、介護される側は「申し訳なさ」「自分なんていない方がよい」という辛さに見舞われます。
「いつも横柄な態度だから、全然そんな風にみえないわ」という声が聞こえてきます。
それもそのはずです。
怒ったり、不機嫌になったり、当然のようにやってもらったり、命令したりして
無意識のうちに必死に自分自身の心を守っているのですから。
相手もあなたと同じように
「役に立たない自分は価値がない」と苦しんでいるのです。
まずはあなたを満たすことから

長年つちかわれてきた関係性や自分自身に染み付いた価値観を手放すのは大変なことだと思います。
そんなときは思い切って数時間、一日でも離れてみるのも一つです。
その間にご自身を振り返り
コンプレックスを握りしめている自分に気付き、ケアしてあげてください。
ショートステイや保険外看護を頼むのも一つです。
あなたの心がすこしでも軽くなりますように
お気軽にご相談ください

