自分を満たすってどうやるの?

  • URLをコピーしました!

こんにちは
プライベートナーシングコハルのブログをご覧いただきありがとうございます。

人間関係の基本は
自分が満たされている状態であることがベースとなります。
そうでないと世話をやきすぎてしまったり、相手が力を発揮できない結果になってしまうことも…

これは介護する側、介護される側にも多いにいえることです。

詳しく書いているブログはコチラ↓↓↓

では、自分が満たされている状態とは一体どういうものなのか
自分で自分を満たすとはどうやればいいのか

もともと自己肯定感が底辺だったわたしが、
心理学にお金も時間も費やして猛勉強する中で見出した解釈をお伝えしていきたいと思います。

霧の中から抜け出せない気持ちでいるあなたの少しでも生きやすくなるヒントになれば嬉しいです。

目次

自分を満たすって何?

「自分を満たす」の落とし穴

自分を満たすということは、
エステやマッサージ、旅行など、非日常を味わうような気分転換をすることでも
何もかも投げ出して休むことでもありません。

これは、根本的に自己肯定感が整っている人が
自分自身をチューニングするため(本来の自己肯定感に戻るため)には
とても有効な方法です。

けれども、そうでない方にとっては
「自分だけ気分転換をした、休んでしまった罪悪感」
「やることを投げ出してしまった罪悪感」

罪悪感は持たなくても

「現実世界との乖離」

に辛くなることもあります。

根本的なことを満たさないと

それらは、表面を撫でているにすぎないのです。

自己肯定感とは何か

自分自身を満たす=自己肯定感の確立

言葉に書いてしまえばこれです。

世の中に出回っている「自己肯定感」

これについてすこし深堀します。

「ネイルしたら自己肯定感爆上がり➚」

「あの人と話したら自己肯定感があがる」

「好きなファッションやメイクをしたら自己肯定感があがる」

これ全て間違いです。
これは、自己肯定感ではなくて
気分がよくなっている、テンションが上がっているだけですね。

そもそも自己肯定感が確立されている状態とは

凪のように嬉しいことや悲しいことにも執着しない
理想の自分と一致していても、そうでなくても
自分自身が尊い存在であることが一貫してブレない状態



とても視野が広い状態なのです。

私は、後発組なので、先発組(自己肯定感が天然で備わっている一握りの人)から言わせると
これを言語化すること自体ナンセンスなのかもしれません。
当たり前すぎて です。


私は、こんな世界があるなんて思ってもみませんでした。
恥ずかしながら
自己の存在意義を確立するために
周りの人に一目おかれるためだけに、努力してきた人間ですから…

先発組の方と話しをすると
自分の視野の狭さに気付かされることがたくさんあります。

そのときは、チューニングに戻るのです。

話が逸れましたが

要は、自己肯定感を確立させるには


凪のように嬉しいことや悲しいことにも執着しない
理想の自分と一致していても、そうでなくても
自分自身が尊い存在であること

これが本来の世界である

ということを
「理解」
することが必要なのです。

今のあなたの思考

そもそも
今あなたの思考は

「自分で自分が許せなくて いつも責めている状態」

です。

隣にいる友人から同じように
「なんでちゃんとしなかったの?」
「なんでこんな失敗をしたの?」

なんて責められたら
その友人のことは嫌いになってしまいますよね…

それと同じで、
自分で自分を責めると
更に自分のことが嫌いになる
という悪循環に陥るのです。

では

失敗した相手が赤ちゃんや子犬、子猫だったら?
あなたは同じように責めますか?

あなたとあなたの関係性は
本来このような
無償の愛で形作られているのです。

失敗しても、何もできなくても可愛い。
守ってあげたい。

これがあなたとあなたの本来の関係性です。

無償の愛で包む=自分を満たすこと

どんな自分も愛す
どんな自分も尊い

これが自分を満たすことに直結します。

でもまたこれが難しい。

特に、何かを頑張らなければ認めてもらえなかった幼少期を過ごした方にとっては
なかなか抜け出せません。
今までそうやって頑張ってきたから
その思考を手放すことが怖いのです。

今までの自分を否定することになるかもしれない
成長できなくなるかもしれない
ぐうたら人間になってしまうかもしれない

そんな不安が表れてきます。
これが抵抗となって今いる世界から抜け出すことを拒むのです。

自分を満たすとどうなる?

自分を自分で満たすことができたら

それはまるっきり外界をみる視野が変わります。

私自身の話しをして恐縮ですが

「周りはみんな敵」と思っていました。

怖くてたまらないので

ずっと鎧や兜をかぶり
手には盾と剣を持ち

ファイティングポーズをとっていました。

具体的には
マウントをとって自分を守る
大事にされないと感じると怒る
大切にされているか確かめるために試す
人から一目おかれるために必死に勉強する
人から感謝されるために必死に気を利かす

店員さんからぶっきらぼうな態度をとられた
夫から言われた何気ない一言
そんな場面でも私は心から怒りをあらわにしていました。

これは、自分が大事にされていないことが悲しくて
怖くてたまらないから怒っていたんですね。

今なら理解できるこの心理も当時の私は
自分を中心にしか考えられていなかったので、これが当たり前でした。

それが今は


ぶっきらぼうな態度の店員さん
          →満たされていないんだろうな。と腹が立たない。気にならない。
夫からの何気ない一言
          →その言葉以上のことには反論しない
人からいい人と思われたくて気を利かす
          →困っている場面だけ、役にたてるところがあるところだけ気を利かす
           人の手柄になっても気にならない

無感情になったわけではなく
腹が立つときは腹が立ちます

けれど、それ以上のことはなくなったんですね。

なぜならば
人から大事に思われなくても
人から好かれなくても
私は私自身が大事だから
です。

それは、人に無関心になってわけではなく

全てのことに感謝できるように

今までは、感謝しなければ・・・と
上っ面だけの感謝の気持ちを述べていました。
要は
「私は人に感謝ができる素晴らしい人間」と認められたかっただけです。

そして
人と比べることがなくなったおかげで、
反対に人のよいところがみえるようになり
「世界って暖かいんだな」
とわかり
行動しやすくなりました。

自分自身を満たす方法

自分自身を満たすという概念と、満たすことができたらどんなメリットがあるのか
について書き連ねてきました。

では、その方法についてお伝えします。

ネガティブに感じた出来事をそのままにしない

穏やかに過ごしたいのに
逆のことをさせるの?

という言葉が飛んできそうですが

「ネガティブに感じた出来事」
 腹が立った
 イライラした
 悲しくなった
 辛くなった

こんな出来事に遭遇したらこれは神様が恵んでくださったチャンスです。

まずは日常で起きたちょっとしたイラっとしたことからはじめてみてください。

ステップでお伝えしますね。

①ネガティブに感じた出来事を思い浮かべる
②その出来事を感じながら、自分自身に「何が嫌だったの?」と質問してあげてください
➂すると「だって~だもの」って答えが出てくると思います。
※このときできるだけ大人の自分でなく、子どもに戻ったようにわがままになってくださいね
④これをずっと繰り返して、深堀していきます。
⑤これ以上深堀できない。となったら次は、「だって~だもの」の一つを抜き取って
 「こんなこと考えたこともなかった」という人になりきってみてください。
 友人や家族、大昔の人など、そんな考えをしなさそうな人になりきるとうまくいきやすいです
⑥⑤を繰り返して、最終深堀したものまで抜け切ることができたら、①に戻ります。

(例)
①店員さんの態度が悪かった
②③④「何が嫌だったの?」→だってせっかくの休みにカフェにきたのに気分が台無し
 「それの何が嫌なの?」→だってカフェで癒されたかったんだもん
 「それの何が嫌なの?」→だって冷たくされたら誰だっていやでしょう
 「それの何が嫌なの?」→だって冷たくされたら悲しいもん
 「それの何が嫌なの?」→だって冷たくされたら独りぼっちになっちゃうもん
 「それの何が嫌なの?」→だって独りぼっちになったらみんな助けてくれなくなるもん
 「それの何が嫌なの?」→だってみんなが助けてくれなくなったら生きていけないもん
 「それの何が嫌なの?」→だって生きていけなくなったら死んじゃうもん
 「それの何が嫌なの?」→だって死んじゃったらみんな私のこと忘れてしまうもん
 「それの何が嫌なの?」→だってみんなに忘れられたら私がなかったことになってしまうもん
 「それの何が嫌なの?」→だって私がきえてしまうもん
⑤「冷たくされたら独りぼっち」をそんなこと考えたこともなかったと言う人になりきる
~繰り返し
⑥店員さんの機嫌や態度は、よくても悪くてもどっちでもいいや。私には関係ない。

これは一例です。
私の場合はいつも
「孤独への恐怖」
「自分がなくなり、みんなが忘れてしまう恐怖」
この感情が根本でした。

これがなくなると
同じような出来事が起こっても
捉え方が全く異なるようになったのです。

このような形で、ネガティブに感じた出来事を繰り返しワークしてみてください。
すると、根本の感情や握りしめている世界観が同じだということに気付きます。

ネガティブな出来事はチャンス!と思ってぜひともトライしてみてくださいね。

幼少期のことを振り返る

だいぶ気持ちが軽くなってきたな
と思ったら
今度は世界観を握りしめる原因となった
幼少期の出来事を同じ方法で振り返ってみてください。

辛くなること
抵抗が出る場合があるので
そのような場合は、無理せず休んでくださいね。

これをしたあと
私は体中の水分が抜けたかと思うほど
泣き続けました。

そのあと
すっきりと軽くなり

やっと本来の自分で生きられる

と思ったことを覚えています。

自分を満たす方法 まとめ

いかがでしたでしょうか
かなり長文になってしまいましたが
最後まで読んでくださった方には感謝しかありません。


「自分を満たすあたたかい世界」を実感するには
時間がかかるかもしれませんが、
必ずあなたにもできます。

少しずつトライしてみてくださいね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次