こんにちは
プライベートナーシングコハルのブログをご覧いただきありがとうございます。
今日は保険外看護サービスについてお伝えしていきたいと思います。
ご利用者様からHPやインスタグラムを通じてお申込みやお問い合わせをいただくことが増え
その一方で、地域の中での認知度の低さを身に染みて感じております。
もっともっと、PRをしていかなければサービスを必要としている方々に届けることができないと思い、
コハルではPR活動を強化しております。
今日は、保険外看護が生まれた社会背景から特性やメリットなどをお伝えしていきたいと思います。
制度内のサービスとどう違うの?と疑問に思っておられる方のお役に立てればうれしいです。
保険外看護サービスが生まれた背景

2000年に介護保険制度が誕生して25年。
介護保険制度で事足りてきたサービスも超高齢社会や医療的ケア児、核家族化や共働き世帯の増加に伴い、制度内だけでは難しくなってきた現状が出てまいりました。
その結果として、老々介護による心中、医療的ケア児や高齢の親への虐待などの心痛むニュースがたびたび報道されています。
そこで制度の枠を超えた様々な保険外サービスが誕生しました。
配食サービス、高齢者サロン、自費ヘルパーなど・・・
その中のひとつが、医療的ケアに特化した保険外看護サービスです。
行政の許認可対象事業でないため、現在どれくらいの保険外看護事業所があるのかは不明ですが
経産省によると保険外事業の市場規模は、現在の5兆円から2050年には18.9兆円にまで拡大すると推測されています。
制度内事業所とタッグを組んでご利用者様をお支えする、地域にとって必要な事業なのです。
ただ、許認可が不要なことを逆手にとりご利用者様へ不利益になるサービスも問題になっていることも事実です。
保険外看護サービスガイドライン作成の経緯

行政の許認可が不要であるため、様々な事業所が保険外サービスを展開しています。
利用者様やご家族様にとって素晴らしいサービスを提供している事業所もたくさんありますが、
中には、認知症の利用者との金銭トラブルや医師の指示書なしでの医療行為など、違法行為をしている事業所があることも事実です。
そこで、様々な協会がガイドラインを作成しています。
適切な事業所を選ぶことができるように、しっかりと発信していかなればならないと考えております。
保険外看護サービスのできること

何と言っても場所・時間・対象者の制限がなく、「どこでも、いつでも、いくらでも、だれでも」サービスを受けることができます。
代表的なのは、「最期の願いを叶えること」
「家に帰らせてあげたい」「娘の結婚式にいきたい」「大切なひととお別れしたい」といった
在宅看取り、冠婚葬祭の付き添いなどです。
在宅看取りをするためには、一般的にご家族のマンパワー、痰吸引やオムツ交換、点滴管理などの医療や介護技術の習得が必要になります。
その理由は、制度内の訪問診療や訪問看護だけでは、病院のように24時間医療者が傍にいないからです。
一方で、保険外看護は、夜間の付き添いなど24時間体制でサービス提供が可能です。
そのため、高齢のご夫婦や介護者が働いているなどマンパワーが弱い場合でも家に帰ることが叶うのです。
そして、外出や外泊サポート
制度内の訪問看護は、自宅や施設に訪問することが原則になります。
保険外であると、どこでも付き添いすることができます。
そんな「楽しみや生きがい」をお支えすることができるのが保険外看護のメリットです。
まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございました。
保険外サービスは、「高いだけ」「ちゃんとしてる?」というイメージが払拭でき、正しい認知が広まり、
そして、サービスを必要とされている方にお届けできるよう尽力していきたいと思います。

