安心して治療を受けるために 診察前に準備すべきこと

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こんにちは プライベートナーシングコハルです
今日は、治療や療養が安心して過ごせるように、定期の診察の前に準備するべきこと、診察後に考えることについてお話ししていきたいと思います。
何となく、診察の日を迎え、長い時間待たされたのに、あまり話しを聞いてもらえなかった。なんてことはありませんか?

今日は、上手に診察を受けるためのコツをお伝えできたらと思います。
お困りのあなたのお役にたてると嬉しいです。

目次

診察の目的

まずは診察の目的からおさらいしていきましょう。

診察とは、医師が患者の病状を判断するために、問診、視診、触診、聴診などの手段を用いて、身体を調べたり、病歴を聞き取ったりすることです。現代医学の観点から、疾病に対して一応の判断を下せる程度のものを指します。

難しい定義を出しましたが、要は診断に必要になる情報をからだやこころの状態を調べたり、聞き取ったりする手段です。
定期診察の場合は、それらに加えて治療の結果や成果がどうなのかということを判断していく場面になります。

そのため、診察は、患者さんやご家族と医師とで二人三脚で行っていくべきものとなります。
医師の役割は、前述した『情報を集め、判断する』ということ
患者さんやご家族の役割は、診察の目的からズレずに、『困りごとをしっかりと伝える』ということになります。

それでは、どのように役割を遂行すればよいのでしょうか

困りごとをしっかりと伝えることの難しさ

診察の目的からズレずに困りごとをしっかり伝える

簡単に書きましたが、こんな難しいことはありません。

なぜなら、患者さんとご家族は症状と関連する内容なのかどうかがわからないためです。

「病気のことに関係ないと思って先生に伝えなかったよ」「先生も忙しそうだしね」「余計なこと言ったら嫌がられるもんね」
という言葉をよく聞きます。

様々なことを伝えすぎても切られてしまう
伝えられなければ、治療の評価ができずよい成果が得られない

ずっとうなずいているだけで何も言わない大人しい『よい患者』になろうとするのは、よくあることです。
気持ちは痛いほどわかります。
命を預けている相手だからこそ、嫌われてしまったらと思うと怖い。

けれども、はじめにお伝えしたように、治療は医師と患者さんとご家族二人三脚でするものです。
ぜひ、診察前にしっかりと準備していただき、安心して治療が受けられるようにしていただきたいと思います。

診察前に準備するべきこと

診察前に準備するべきこと

結論から言いますと、困りごとの変化についてまとめておくことです。
その期間は、前回の診察からです。

方法は
メモにとりましょう

例えば、痛みの症状があるとします

前回の診察で新しい痛み止めが出ました。
その痛み止めを飲んだら、日常生活はどのように変化したでしょうか
それとも変化がなかったでしょうか
そしてその変化を伝えるにもコツがあります。
『夜中に2回痛みで起きていたのが、1回だけになった』
というように数字の変化を伝えることです。

『趣味の読書が読めるようになった』だけではなく『読書をするのに、1時間ももたなかったけれど、3時間ももつようになった』
『食事の量が増えた』だけでなく、『半玉しかたべられなかったうどんが、1玉食べられるようになった』

といった形で、具体的な数字の変化を伝えることです。

身体の症状が辛くメモをとれないこともあるかと思いますが、
医師に上手に伝えるためですので、ご家族に頼りながらメモしていくことをおすすめします。

このように治療前と後の変化を具体的に伝えておくことが大切です。

また、新たに出てきた症状についても必ずメモをとるようにしましょう。

ポイントは、いつ、どんなときに、どんな強さで、どんな症状が出ているか、それによって日常生活がどのように変化したか
そういった視点でまとめておかれることをおすすめします。

診察での伝え方


必ずメモを持参するようにします。
紙に箇条書きにして、受付や看護師さんに渡しておくこともひとつです。

受付で渡しておくと、先生は診察前にそれを読み、それをもとに話しをすすめてくれることが多くあります。

新たな症状に関してもその情報をもとに必要な検査を考えてくれます。
メモをみて、診察前に検査のオーダーをしてくださったり、待ち時間が効率的にまわるよう考えてくださることもあると思います。

診察後考えること

検査の結果、先生から指導されたこと、新たな治療、お薬の目的を整理します。
わからないことは、看護師に聞いたり、急がなければ次回の診察のときに聞けるようにしっかりとメモしておきます。

そして、また、診察後~症状記録をとっていきます。

ご本人、ご家族だけで難しい場合は

これまで説明してきましたが、症状がお辛いなかでは難しいこともあるかと思います。
そんなときは、コハルの診察同行サービスをご用意しておりますので、お気軽にご相談くださいませ

コハルの診察同行サービスについて

1. 病院付き添い・受診同行

  • 医療機関への受診時、看護師がご自宅から病院まで同行します。
    ※介護タクシーまたは、タクシーで同行いたします。お1人でご乗車できる方はガソリン代のみの無料送迎サービスを行っております。
  • 事前にご本人とご家族の病状や質問相談したいことを打ち合わせを行います。必要であれば医師への文書を作成します。
  • 診察時には医師の説明を一緒に聞き、必要に応じてご本人やご家族の代わりに質問や相談、確認を行います。
  • 手続きや、移動、待ち時間も安心してお過ごしいただけます。

2. 質問・相談の代弁

  • 医療現場での専門的な説明が分かりにくい場合、ご本人やご家族に代わって質問します。
  • 医師やスタッフに伝えたいご希望やご不安を丁寧に代弁します。

3. 「決める」をサポート

  • 治療やケアの選択に迷ったとき、看護師が一緒に考え、ご本人の気持ちやご家族の思いを整理できるようサポートします。
  • ご家族とも連携し、納得できる選択ができるようお手伝いします。

4. 家族への報告レポート

  • 受診内容や医師からの説明、今後の方針などを分かりやすくまとめ、ご家族にレポートとしてご報告します。
  • 遠方にお住まいのご家族や、仕事で同席できないご家族にも安心していただけます。

当サービスの特徴

  • 時間や場所の制限なし:ご希望の時間に、ご自宅・施設・病院などどこへでも伺います。
  • 柔軟な対応:お一人おひとりのご要望に合わせたオーダーメイドのサポートが可能です。例えば、病院待ち時間のお昼。お好きなものをおっしゃっていただけましたら、買い物に行きご用意いたします。その他にもご要望にあわせてサポートさせていいただきます。
  • 専門性の高いケア:診察付き添い、意思決定支援の経験豊富な看護師が対応し、安心・安全を最優先に納得できるサポートをいたします。
  • ご家族の負担軽減:忙しいご家族に代わり、安心して任せられるサービスです。

ご利用例

  • 一人での受診が不安な方
  • 医師の説明をきちんと理解したい、ご家族に伝えたい方
  • 判断に迷ったとき、専門家の意見を聞きたい方
  • 遠方のご家族に、受診状況をしっかり報告してほしい方

お問い合わせ

ご相談・お見積りは無料です。お気軽にご連絡ください。
皆さまの「安心」と「納得」のために、心をこめてサポートいたします。

プライベートナーシングコハルは、保険外看護サービスです。
保険の枠を超えた柔軟な支援で、皆さまの生活をサポートします。どんな小さなお悩みも、まずはご相談ください。

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