親に「縁起でもない」と言わせないたったひとつの方法

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こんにちは
プライベートナーシングコハルのブログをご覧いただきありがとうございます。

いつまでもしっかりと話し合えるわけではないから
お金のことや葬儀のこと、お墓のことなどなどいろいろと決めておきたいのに
言い出しにくい、「縁起でもない」と言われてしまう

そんなあなたに「縁起でもない」と言わせないたったひとつの方法をお届けしていきます。

目次

「もしも」の話しをしておく重要性

巷では、「もしも」の話しをしておきましょうと
厚労省からの発信のもと、多くの自治体では「人生会議」を推し進めています。

しかしながら、実際のところ人生の最終段階の医療やケアについての話:「もしもの話し」を実際にしたことがある方は、3割ほどなのです。

(令和5年.厚生労働省.令和4年度人生の最終段階における医療・ケアに関する意識調査の結果について)

もしもの話しをしておく重要性は、誰もがわかっているはずなのに
きっかけがない、話しにくい、何をどういうふうに話し合ってよいかわからないといった理由で、
話し合うことができていない現状があります。

縁起でもないと言わせないためには

縁起でもない、話し合うことができないと思う背景には、
イメージができていない(:話し合う必要性がわからない)こと、きっかけがないことが多くあります。
そのため、
イメージ作りときっかけ作りをしてしまえば、すんなりと話し合うことができるのです!

どのようにイメージときっかけを作りあげるか

さて、イメージときっかけ作りが大事とは言いましたが、一体どのように進めればよいのでしょうか。

それはズバリ

「同世代のお母さん、お父さん」を例題に出すことです。

これは作り話でもかまいません。
「職場の人」などと抽象的な表現でもいいですし、
幼いころからよく話しをしていた同級生でもいいです。
(親同士が知り合いだとばれてしまうので、そのあたりは臨機応援にお願いします)

職場の人が急に介護休暇をとるようになったの。
急にお母さんが倒れて、寝たきりになってしまったらしいの。
この前手続きに会社に来てたんだけど、ひどくやつれてた。
なんでも意思疎通ができなくなったときのことを事前に話し合っていなかったみたいで…。
お腹に直接食事を入れる胃瘻?とかをすすめられたけど、
お母さんが望んでいるのかわからないし、その決断を迫られてどうしたらいいかわからないって言ってた…。
大変そうだったわ…

というような形で架空の例を出します。

すると大抵は「それは娘さん大変ね…」と自分の娘に重ねてイメージをします。

そのときに、すかさず

こんな状況にもしもなったら、お母さん(お父さん)ならどうしたい?
例えば胃瘻は?どこで過ごしたい?

と声をかけるのです。
この方法で、イメージときっかけを作ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
架空の話しを用いてイメージときっかけを作るのは、決して嘘をついているのではなく、
未来を明るくするために大切なことです。

大切なご両親です。
ご両親が希望通りの場所で、希望通りのケアや医療を受けられるように話しておくことは、とても重要です。

ぜひ参考にしてみてください

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