食べていなくても必要!簡単お口ケアの方法

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こんにちは
ご覧いただきありがとうございます。プライベートナーシングコハルです。

今日は、お口ケアの簡単な方法についてお伝えしていきたいと思います。
症状や医療的なケア、おふろなどの身体の清潔がメインとなり、お口のケアは忘れがちになりますよね・・・

「食べてないから歯磨きしなくてもいい」
「歯がないから大丈夫」


とおっしゃる方をたくさん見てまいりました。

食べていないから、歯がないからとお口のケアを放置していると
みるみるうちに舌に苔が生えたり、感染を起こしたり、最悪の場合肺炎になってしまう可能性もあります。

今日はお体が辛くて、うがいをできない方でも簡単にお口のケアができる方法をお伝えしていきたいと思います。

「口の中が気持ち悪いけれど、仕方ないとあきらめていた」
「うがいができないからできないと思っていた」


そんな方や介護されているご家族の方のお役にたてますと幸いです。

目次

どうしてお口のケアが必要なのか

方法をお伝えする前に、どうして食べていないのに、ケアが必要なのかについてお話ししていきます。

唾液が少なくなる

唾液は、通常通り食事を摂取している場合、1L~1.5L/日分泌され、その役割は多岐にわたります。
お口の中の潤滑作用、自浄作用(口の中をキレイにする)、抗菌作用、緩衝作用(口の中の酸性アルカリ性のバランスをよくする)といった役割があります。
しかし、唾液分泌は、食事をとっていない場合や、脱水、お薬、がん治療などの原因によって少なくなってしまいます。
すると前述したような役割を果たせなくなり、お口の中がどんどん汚れていってしまうということになります。
また、口渇感にもつながります。

舌に苔が生えたり、カンジダ症になる

お口のケアをしていないと、舌に苔が生える舌苔(ぜったい)という症状が出たり、拭ってもとれない口腔カンジダ症になったりします。
その症状は、会話するだけでも舌がピリピリしたり、食べ物の味がわからなくなったり・・
免疫が落ちていると余計になりやすいので、しっかりとお口のケアをすることが大切です。

口内炎・口角炎

こちらも辛い症状のひとつです。皮膚粘膜が弱くなり少しの刺激で口内炎や口角炎になったりします。
化学療法治療では口内炎や口角炎が起こる薬剤が多いため、治療前にはお口をキレイにしておく必要があります。

口臭

お口のケアをしていないと、嫌気性菌や歯周病菌が臭いを出してしまいます。
気になってしまい、せっかくお話ししたいことがあっても控えてしまったりと、コミュニケーションに障がいが出てしまいます

お口のケアの方法

うがいができない場合の方法をお伝えしていきます。

必要物品

・水やレモン水を入れたコップ
・スポンジブラシ
・口腔内スプレー
・ふき取り用のガーゼ
・歯ブラシ
・歯間ブラシやフロス

手順

  1. ベッドをギャッジアップするか、座ってもらう
  2. 口腔内スプレーで湿らせる
  3. 30秒ほど汚れをふやかす
  4. 歯ブラシでブラッシングする
  5. 歯間ブラシやフロスで汚れをとる
  6. 水を含ませて硬く絞ったスポンジブラシで汚れをかきとる
  7. もう一度水でゆすいだスポンジブラシで舌の汚れをぬぐう
  8. ガーゼを指にまきふきとる
  9. 最後にもう一度スプレーして終了
  1. しばらく口の中でなじませます
  2. ふき取りシートで汚れをふきとります
  3. 最後にもう一度スプレーして終了

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まとめ

いかがでしたでしょうか
心地よい療養生活のコツは、いかに元気なときと同じ爽快感や心地よさを得られるかどうかです。
からだがお辛いと、ついついお口のケアは後回しになってしまいます。そして、その状態になれてしまいます。
そこで、お口のケアをすると心地よさが戻り、気分転換にもなります。

今日のこのお話しがご本人やご家族様のお役に立てますと幸いです。

プライベートナーシングコハルでは、豊富な現場経験をもとに、質の高いケアを提供してまいります。
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